今回はツイッターのアンケートで、手術の話に興味があるという票数が多かったので話したいと思います！
目次
1⃣ 【心室中隔欠損症とは】
2⃣ 【手術前の様子】
3⃣ 【大きい病院へ】
4⃣ 【手術後】
5⃣ 【手術を受けて改善されたこと】
心室中隔欠損症とは
「心室中隔欠損症」略して「VSD」とは、心臓の中の壁に穴が開いている病気です。
先天性心疾患の中で最も多くみられる病気の一つだそうです。
私は生まれてすぐに心臓に問題がある可能があると言われ検査すると、心室中隔欠損症と診断されました。
心室の弁の近くに１cmの穴が開いていました。
普通は生まれてすぐに産声で穴が塞がる仕組みなのですが、私は穴が塞がりませんでした。
手術前の様子
私は生まれたばかりで当時の記憶がないので、母に聞いてみました。
様子や症状はこんな感じだったそうです↓
・チアノーゼが酷い
・肺高血圧、よく肺炎になる
・開いている穴から血液が逆流
・普通の子供の1/6しか体に血液が流れていない（カテーテル検査で発覚）
・爪や髪が伸びない、歯も生えてこない
・心臓に水分が溜まらないように利尿剤を飲む（体重が増えない）
・頭から玉のような汗が出る
・泣き声が小さい
・肋骨の下が呼吸をするたびにペコペコ凹む
・脈が120ある
こんな感じだったそうです(ーー;)
大きい病院へ
生まれた病院から紹介状を渡されて、大きい病院で入院して手術をすることになりました。
ですが、肺炎になってしまいました(ーー;)
２回延期後についに入院しました。
大部屋だったので同じ部屋の患者さんと協力しながらお互いの子供の面倒をみていたそうです！
手術後
手術は無事に終わりました。
手術室から出てくると体を板に張り付けられて首に注射器が10本刺さっていたそうです( ;∀;)
（理由はわからないです）
NICUには1日おらず、すぐに大部屋に移ったそうです。
術後は水分を取ってはダメだったらしく、薬のシロップを美味しそうに一生懸命飲んでいたそうです。
発熱、痰がらみぐらいで他には体調悪くなることがなく半月で退院しました。
退院後、2つの違和感が出てきました。
1つ目の違和感は、退院後数日はハイハイやつかまり立ちなどしていたそうなのですが、、、徐々に足が動かなくなっていきました。
刺激を与えても（膝蓋腱反射など）足に反応が全く出なくなりました。
手術の影響かと思い、色々な病院に通院しましたが結局何が原因か分かりませんでした。
日が経つにつれて少しずつ足は動くようになっていったのですがハイハイやつかまり立ちは出来なくなりました。
2つ目の違和感は、胸の骨の変形です。
徐々に変形していき右の骨が凹み、左の骨も少し変形していました。
漏斗胸の手術の話は次回話します！
手術を受けて改善されたこと
最初に言った手術前の様子から改善されたことはこんな感じです！
・チアノーゼが治り肌が白くなる
・肺高血圧の症状はなくなる（肺炎にはなっていました）
・血液の逆流が大幅に減る（今でもほんの少し残っているが日用生活には支障なし）
・爪や髪が急に生え始める
・脈の速さが少しマシになる
手術をしたおかげで1歳の誕生日を迎えることができました(*´▽｀*)
次回は漏斗胸の手術話です。
投稿遅くなると思いますが気長にお待ちくださいm(_ _)m
